大根の働き

大根は季節を問わず、いつでも入手して使いやすい食材です。独自の辛味が魅力的な食材ですが、実はこの辛味成分に「イソチオシアネート」と呼ばれる栄養素が含まれています。大根は根の先端部分に近づくほどイソチオシアネートの量が多くなり、辛味も多くなります。イソチオシアネートには代謝をアップさせたり、抗酸化作用により血液をサラサラにしたりといった働きが認められています。自然治癒力を高める働きもあるなど、風邪やケガの治りを促しながら、肥満や高血圧、動脈硬化など生活習慣病の予防にも役立つ食材です。

また大根にはアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼといった消化酵素がたっぷり含まれているのも特徴的。アミラーゼはでんぷんを、プロテアーゼはたんぱく質を、リパーゼは脂肪を分解させる働きがあります。食べたものの分解を促すサポートをしてくれるでしょう。大根は生のままおろし金ですり下ろしたり、煮込み料理や汁料理に使ったりなどいろんな場面でオールマイティな使い方ができる食材です。イソチオシアネートやアミラーゼの効果を期待している人は、大根おろしにして食べるのがおすすめの方法。大根おろしはご飯にかけたり、麺類と絡めて食べたりすることでバリエーションも豊富になりますよ。